

映像見ての口コミ効果は大変大きい
病院から積極的に情報発信の時代です
相模原協同病院
病院長 高野 靖悟さま
Q:近年は、地域がん診療連携拠点病院や地域医療支援病院認定など神奈川県北の中核病院として積極的な役割を担っておられますが、どんな特長ある病院にしたいとお考えですか?
私たちが目指しているのは、地域に根づき患者さんから信頼・愛され・選ばれる病院です。そのためには、卓越した医療サービスを提供し、安全で質の高い高機能な病院であること、これが達成できる日本一の地域中核病院になることです。月一回の院長講話で、道筋を示し、全職員の意欲を喚起しています。
これら目標に向かって、3年前から高精度放射線治療センターを開設、治療には我が国に3台しかないCアームライナックと同室に4列マルチスライスCTを導入した最新装置を備えました。当院はがん拠点病院でもありますが、高度な医療提供にとどまらず、今後は緩和ケアや在宅医療などトータルな医療サービスを提供する病院にならなければなりません。がんになったら何でも相談でき、安心してみてもらえ、落ち着ける病院になることです。これらを実現する上で、広報の役割は格別重要というのが私の実感です。
Q:昨年12月からメディネットシステムで放映が始まりましたが、反響はどうでしょう。また病院経営上、今日広報はなぜ格別重要とお考えですか?
まだ1か月程度ですが、反響の大きさには驚いています。現在プラズマ4台を各科の待合室に置いていますが「あんな治療までできるのですか」とか「日本で3台しかない高精度な機器とはすごいですね」など反響は大変です。病院でこんな事が放映されていた、今まで知らなかったがこのような治療ができ、実績のある病院である―といったことが、映像を見て口コミで広がっていく。この口コミの力はすごいものがあると思っています。そのためにはこちらから積極的に情報を発信することです。良質な医療を提供しておればそれだけで良いという時代ではありません。正しい医療情報を積極的に病院側から発信する時代です。


インターネット時代でHPも大事です。しかし高齢化など地域の実態からみて活用する人は限られています。やはり来院された方に何よりも詳しく、当院の特徴や考え、医療機能、各外来での最新の取り組みなどを知っていただくにはTV感覚で見れるメディネットシステムが最も有効だと思います。私は、病院組織は織機と同じで、縦糸だけでなく各部門をつなぐ横糸がしっかりしなくてはダメだといっていますが、広報は広い意味で病院と患者さん・地域を結ぶ機能を担っています。患者さんが興味ある知りたい情報を退屈せず見てもらえる、そして病院との信頼感が強まるなら大変ありがたいことです。最近外来者も着実に増えていますが、映像による口コミ効果はさらに良い効果をもたらすでしょう。
Q:役職員一体でさまざまな改革に挑戦し、めざましい成果をあげている病院とも伺っていますが、これからどのように活用されますか?

何事も大切なのは医師、職員のやる気ですが、幸い職員の意欲、結束が高まり、業績も向上しています。コンテンツづくりについても、各部署の知恵を引き出し、充実をはかっていきたい。病院の新たな計画や考えについては、毎月院長からメッセージをお伝えするのも良いでしょう。各外来でどんなことをやっているのか、最近の取り組みを分かりやすく紹介する事も大切で、最新医療機器を使っての診察の模様などは動画でリアルに紹介したい。また、今後特定健康診断、栄養指導にも力を入れ、食べ物と健康についての疑問やさまざまな質問に答え、栄養指導の取り組みを強めることもPRしたい。院内には地域の旬の農産物を展示したり、地産地消の病院料理をつくっているが「院長のお奨めヘルシー料理」なども放映してみたらと思っています。患者さんとの親近感が強まり、生産者にも勇気を与えてあげることになれば幸いですから。要は工夫次第で、活用すればするほどコスト以上の大きな力が生まれると思っています。
相模原協同病院
神奈川県相模原市橋本2-8-18
http://www.sagamiharahp.com/
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